FC2ブログ

ゆーかのらくがき日記

徒然なるままに、人類には速すぎるブログを書きたいと思います。

箱庭の子供達   序章

もう幾つ寝るとお正月ですね。 初詣は友達と行くゆーかです。
神様は信じていないので、毎年お賽銭を入れてお祈りをするフリをしています。

そんな私でも”願い”が無いわけではありません。 毎日、お祈りをしています神様でも誰でもない、あの時の小さな子供達の為に――


4歳の時、私たち姉弟は孤児院に居た。 別に両親は健在でとても元気だ。 
元気が有り余っていたので喧嘩が絶えず、離婚調停の審議中なの。 困ったものです。

元々、反対されていて結婚した両親。 私たちを裁判中に、引き取ってくれる親戚がいないという異常事態。
かくして、姉弟はY県のとある孤児院に期間限定で預けられる事になりました。

判決が決まれば二人は別々の父・母に引き取られるか、あるいは父か母を失うのです。

まぁ・・・ 選択肢として両親とも 『子供は要らない、離婚はしたい』 などと云う事になれば
このままココで生きる事になるのですが――

あ、5歳の時 両親が居たって以前の話を覚えている人もいるかな? そう、結論からいえば
離婚すると ”金銭的に両親とも困った事になる” という事で離婚は保留になったのです。
ですからこれは裁判中の数ヶ月間のお話・・・


学校と違って自己紹介なんてした憶えは無いんだけど、私たちは孤児院に入った瞬間もう敵だらけだった。
 
理由は簡単、私たちに”両親が居る”から。 

孤児院で 『とある事情で親御さんが居るけどココに来ることになった二人だけど”仲良く”してあげてね』 なんて必要の無い紹介を施設の人がしたのだろう。

バカなんだろうか? 

親のいない子供達にとって 『親がいるのにこんな所に来るなんて何事だ!』

自分のだけのお菓子、自分の為のおもちゃ、自分にだけ優しい親。

それが必ず手に入る存在がココに居る? それは孤児達にとって、けっして許される事ではない。
だから私たち姉弟が敵視される事は、当たり前の出来事だった。

両親が必ず優しくて、お菓子をくれて、玩具を買ってくれるわけでは無いなんて、彼らには想像もつかない事なのだ。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

箱庭の子供達 | コメント:2 | トラックバック:0 |
<<亜空間物質転送装置でこのオレを転送!!  | HOME | さよならジュピター (完成未定)>>

この記事のコメント

自分がいかに幸せなのかに気づかされます><;

それにしても施設の人・・・orz
そういう仕事(?)をしているからといって、必ずしも優しかったり機転が利くというわけではないですよね;;
2008-12-27 Sat 23:54 | URL | ブギー [ 編集]
今でもかな? 幼稚園、保育園でも普通に虐待のニュースがあります。 
孤児院でのストレスは、それを遥かに上回るものでしょう。
それを子供にぶつけないだけマシな所だったのかもしれません。
子供が喧嘩しようが泣こうが、徹底したスルーでしたが!
2008-12-28 Sun 11:59 | URL | Yuka [ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |