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ゆーかのらくがき日記

徒然なるままに、人類には速すぎるブログを書きたいと思います。

箱庭の子供達   2章

小学校から大学まで集団最活をする中、一番の人気者と言ったら”カワイイ子”で決まりだと思う。
でも、ココでは違うんだ・・・


両親のいる私たち姉弟が、一番のイジメの対象になると覚悟したのに実際は違ってた。
むしろ無視に近い。 イジメられていたのは、孤児院で一番可愛い女の子!

『なんで皆で仲良く出来ないの??』 
『小さな女の子 一人を虐める時だけ、何で結束するの!!』

皆、同じ境遇で、なおかつココから出て行く先は無い。 仲が良い方が絶対に過ごし易いはずです。

不可解なヒエラルキーのある社会。 あえて言うなら子供間では、醜いほど・体が大きい程
孤児院での順位が上で、可愛い子・小さい子ほど位が低い。
 
私たち姉弟は、この階級制度にどうも当てはまって無いような気がする・・・ 
これだけ無法地帯で、大人が 『仲良くしてね?』 なんて言ったくらいで私たちを虐めの対象から外す理由が無いんだ――

『不愉快で不可解! まるで虐める事、自体が目的では無いような・・・』

新参者の私は、理由は解らないけれど独り、集中砲火を浴びる小さな女の子を庇った。
一緒に居られる限り一緒に! 弟とこの子を守らないと! 守ろうとがんばった。

それは 4歳の身には不可能な事。 私が限界に達する前に、その子は スッっと私の背後を離れて虐められに行く。 私は弟の側を離れられない。 二人同時には守れない。 そんな毎日をくり返した。

毎日をくり返すうちに判った事がある。 それはこの子が全く”喋らない”事。
叩かれても、なじられても声を一切出さないのです。 

『喋れない訳じゃ無いはず!』 

私の弟は3歳になってもまだ喋りださないし、絵本を読んであげても聞いているのか、いないのか判らない時がある。 でもこの子はアイコンタクトが可能なのだ! これは言葉を喋る以上の知性が必要――

『弟より小さな女の子・・・ その精神年齢とIQは自分と同等以上かもしれない』

だって毎日、虐められていたはずなんだ! それなのに、この子は誰よりも可愛らしい!
こんな事は、相当な意志の力が無ければ出来ないよ!

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

箱庭の子供達 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

かなり遅れたご挨拶ですが、
あけましておめでとうございます。

早速新年から新連載始動ですね、
なかなかバイオレンスな内容になりそう。
続きを読むのが楽しみなような怖いような……。
2009-01-08 Thu 00:33 | URL | K/T [ 編集]
K/Tさんあkめましておめでとうございます^^

う、うん。 自分でも危ない話は書かないようにと後回しにしてたら、全開でヤバイ話しか残らなくなっちゃって・・・ どんな人生送ってきたんだと小一時間・・・ じゃとても語りつくせない!!

2009-01-08 Thu 00:58 | URL | Yuka [ 編集]

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