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ゆーかのらくがき日記

徒然なるままに、人類には速すぎるブログを書きたいと思います。

箱庭の子供達   4章

今の自分ならわかります。 小さな子供はそれだけで可愛い。 後は人を見るときの目つきさえ悪くなければ、どんな子だって可愛がってもらえるよ。
微妙に足りない食事の量はもしかしたら、子供達の成長を抑える為だったのかもしれません。
(注:あえて好意的にとれば、ですが! 食事の奪い合いを毎回やってて仲が良くなるはずが無いもん。 当然、目つきも悪くなります!)


孤児院の子供達にとって、数ヶ月で出て行く事が決まっている私たち・・・ それは、もう何を奪っても意味の無い、居ないも同然の存在。 それが直接虐めに遭わない理由だった。

『ここでのイジメは強盗のような物・・・』

相手の可愛らしさを奪えば、立場が公平に(近く)なり ”天国への階段” を上れると思っているのでしょう。

『鏡を見た事が無いんだろうか?』

同情するなら金をくれ!どこかの子役が言っても、ドン引きするほど目つきが悪いのに、子供に欲しいだなんて思う親が居るわけないじゃん!

欲望のままに行動した結果は残酷――
ご飯が少ない→他人の分を奪って食べた→大きく育った→このままじゃ新しい両親が出来ない→イジメをしてでも小さい可愛い子の足を引っ張るしかない!→やたら目つきの悪いでかい子供の完成!

『・・・・・・今更無理』

すでに10歳を超えるイジメの総大将みたいなのなんかもう、よっぽど心を入れ替えて面倒見が良くなってこの子は天才よ~~的なオーラを全身から噴き出すぐらいじゃないと無理!

私が魔法使いに逢ったのは5歳になってから。 つまりこの頃 4歳の私には、話し合いでこの異常な状態を打破する方法なんか思いもつかなかった。

でも、少し安心しました。 一番虐められているこの女の子だけど、この集団の中では
”一番最初に” ココを出れるのは確実だよ!

『だって、鏡の部屋に行く回数がどんどん多くなるんだもん!』
『もうすぐ・・・ もうすぐだよ! 後ちょっと頑張れば、君だけは出れるよ!』

まだ一度も言葉を交わしたことの無い私は、虐めから庇う態度だけで励ました。

『きっと、出て行くその日には必ず声が聞ける。 お話が出来るよ!』

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

箱庭の子供達 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

シリーズの途中でネタバレさせないようなコメントを・・・とか、気の利いたコメントを・・・と考えるとなかなか難しいですね><;
そもそも読み入っていてコメントどころではないという感じです。

両親が居ないという経験が無いので、このイジメっ子に強く当たることはできないですね^^;
でも、それは無いよなあ・・・という気持ちはやっぱりあります。
2009-01-09 Fri 23:44 | URL | ブギー [ 編集]
ブギーさんには、いつも心労をかけてしまってごめんなさい状態です><;;

ここでは想像でしかないので書きませんが、実際に赤ちゃんより3,4歳ぐらいの将来の顔立ちが予想できる子の方が、親達に人気があったか判りません。 (赤ちゃん達とは別部屋なので)

この女の子は、小さい頃の○達○美に負けてないほど可愛かったのです。 ここまで可愛いと、悲しそうな眼をしていてもその可愛さの引き立てに為るほど! 『顰に倣う』といわけでは無いのでしょうけれど、可愛くない子がやぶ睨みしてたらはっきり言って怖いです。
2009-01-10 Sat 14:17 | URL | Yuka [ 編集]
逆に変なコメントで返コメに苦労させているような気も・・・^^;

コメントは1話ごとに”なるほどなあ”と思うところがあるので、その思ったことを書いているだけです!
なので、どうかお気になさらずに><

それにしても、最終的にはやっぱりかわいい子が得をするってのはちょっぴり寂しいかもですね・・・
今回の場合は内面(?)も素晴らしい方のようなのでいいのですけど。
もちろん○達○美に負けてない可愛さは一度でいいから見てみたいですよ(何
2009-01-11 Sun 02:58 | URL | ブギー [ 編集]

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