ゆーかのらくがき日記

徒然なるままに、人類には速すぎるブログを書きたいと思います。

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鬼神誕生 『我思う故に我あり』 上

ある日、気づいた時 私は赤ん坊の自分を自覚した

その感覚を言葉に表すならば・・・

【記憶喪失】と似ているかもしれない

自我が生まれた瞬間

私は、それまでより前の自分を覚えていないのだ

生まれて二ヶ月ほどの時間が経過している

私は口語でなら日本語の意味をほとんど理解していた

「貴方のへその緒よ?」「髪で筆を作るわね?」「写真を撮るからこっちを見なさい」

つまり へその緒が母体と赤子を繋ぐ物だと理解しているし 
髪も筆もどの様なものか解るし 写真のシステムは判らないが、名前と用途は理解している

まるで【日本語以外の】記憶を失って

赤ん坊になった気分だった


幼児が言う『赤ちゃんはどこから来るの?』『自分は生まれ変わった』という発言は

言葉の使い方が判っていないからで それは、この不自然な欠落感 

記憶喪失に似た感覚を語っているに過ぎない 

未完成過ぎる自我への戸惑いと言っても良いだろう

私は、論理的には自分が今、意識を持った 今、生まれたのだとは判っている

生まれ変わりを主張する乳幼児は、恐らく論理思考が出来無いのだ

その為、この記憶喪失に似た感覚を【ボクは生まれ変わった】と主張するのだろう

【生まれ変わり】という言葉を幼児は知らない筈だという考えは間違い

必ず親や周囲の人間が発言しておりソレを覚えているのだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今、この部屋には誰もいない 自分以外は・・・

時計が動いている ソレが時計だと【知っている】

rinnosuke1s.jpg

これはとても奇妙な事だ 名前と用途を理解しているのに 

動く原理構造をまったく知らないのだ 

そんな事が全ての物事について有り得るだろうか?

つまり私は生まれ変わった訳でも記憶喪失でも無い

初めから何も知らないのだ


試しに、殆ど唯一動かせる手を時計に伸ばしてみる

もちろんベットから身動ぎも出来無いのに・・・だ 距離的に身体が届く訳ではない

何処までが自分の意志で動かせる物なのか試しているのだ

時計の針は自分の意志では動かない それを確認する

それではこの心臓・・・ 私の胸の鼓動は何なのだ?

これも自分の意志では動かせない?

私は目を瞑る 【自分】との境界線は何処だろう 自分と認識出来るものは・・・ 動かせる?

おそらく皮膚感覚の境界が自己なのだ

私は皮膚の内側 内蔵までを明瞭に自己として意識し難い

私が単純に感じる己は皮膚の表面だけなのだ


自我が生まれてすぐ 私は自らの知覚(体内も)を広げる事に腐心する
心臓すら意志で動かせないか頑張った 
これは後の私の高い身体コントロール脳力に繋がる事になる

注:人間が内蔵などを見て恐れるのは自己への認識が大きく崩れるからだろう
皮膚の表面だけが自己なのだ 正確には神経が通っていると感じ取れる範囲だが

言葉だけを理解していて、物体の構造は何一つ知らない その言葉はいつ理解したのか?

生まれてから一ヶ月ほどでだろうか? 

言葉を【理解出来た瞬間】に自我が生まれたと考えるのが妥当だ

では言葉を理解するとは何か?

単語を一つ記憶した瞬間に自我が発生するのか?

そんな筈はない! 

ならば幾つの言葉を記憶すると自我が発生する・・・?

その様な考え方はナンセンスだ! 

単語の数が重要なのでは無く

相互の意味が関連付けを成されて、初めて意識が生まれる

ならば私の心は言葉の関連付けを増やす事で成長し

必要な表現が無ければ言葉を創ればいい


注:言語という言い方をしているが感覚情報の全てを指している
固有名詞を知らなくとも 見える聞こえる感じる物の相互関係(自己を含む)が
脳内では情報として蓄積される

おそらく、私が考える程度の言葉はすでに実在するだろうが
まだ知らないので【自分言語】で代用する事にする

父親が自動車の事を『ブーブー』などと言って教えようとするのだが そんな無用な単語は要らない!
ブロントさん3
ウザイなお前 喧嘩売ってんのか! 人生で二度と使わない単語とか無意味すぐるでしょう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そういえば頭に来た事の一つに 私の名前の決め方だ

考えるのが面倒だったから

TVに偶々出ていた人物から取ったと言う


ブロントさん1

子供が産まれてくるには十月十日という言葉を聞いている 

十ヶ月という時間をそれほど具体的に想像出来ないが 今の自分を何倍かした時間だろう

良い名前をいくら考えても思いつかなかったから
有名人の名前をヒントにしたと言うならまだ理解出来るが・・・
注:麦わらのルフィとか? そういう名前の付けた方をすると後で子供が困ると思わないのだろうか?

言葉が喋れるようになる前から、乳幼児虐待は既に始まっていた 

叩く、叱るは当たり前 別に私の性格が可愛くないからといった理由では無い
(喋れないのだから性格は判らなくて当然だ) 

私は、自分が愛されずに生まれた事を名前の付け方からも知る事になる


そして母親は言う おそらく私がまだ音声を発して言葉を操る事が出来ないため

知性が無い あっても忘れてしまうだろうと

思い込んでいるのだろう

私が生まれる前に姉が居て、しかも既に死亡していると言う


不味い家に生まれてしまった このままでは、私も殺されてしまう

私が初めての子供では無いのに、名前も準備出来ていない

これは酷い家に生まれてしまった 幸不幸の概念が在る事は少し不思議だが説明は付く

病院では多くの親子の会話 看護婦、医師の言葉を聞いた

本来、最も祝福が多くなされる時期のはずだ

アリス

私は思う 恐らくこの時期をおいて 人の幸福が平等である期間は無いはずだ

赤子という小さな存在は多くの物、財産、愛を受け止める事が出来無い

ほんの僅かな愛情でも、私は幸福を感じただろう

だがこの家は赤子一人増えただけで 家庭が崩壊の危機に陥るようだ

姉の死の知らせは、そのキャパシティの無さの証明になる

私は、まだよく実感出来ないが【死にたくない】

さし当たって、私に出来る努力があるとすれば

言葉を発声出来るようになる事


私の第一声は何か?といった会話を両親がしていた時もあったが・・・

第一声など決まっているだろう?

『殺さないでくれ』だ!


090427s.jpg
まぁ声帯が動かせるようになるまで時間がかかったので もっと上手い言い方

保護意欲をそそるであろう言葉を選んだ心算だ 

それは多少は功を奏したが、悪い結果ももたらした

一年後、子供一人が養育出来無い家庭に第二子が生まれたのだ

母親は私の方を残しておく必要性を感じたのだろう

弟を二階から一階のコンクリートに叩きつけ

殺人未遂をしたのだ


未遂で済んだのは単に私がすぐ救急車の要請をしたからだ


もしも一歳児の私が、電話をして欲しいと近所の人に頼む事が出来無なかったら

頭蓋骨から脳がはみ出た弟が一時間でも放置されていれば100%死亡していただろう

赤子である私が弟を守るにはどうすればいいと思う?

私の方が弟より可愛くなくなれば殺意は私に向くだろう

すでに姉が死亡しているため
私も殺せば三人目は困難だろう


弟の○ーちゃんを殺しかけている 警察だってマークする筈だ

が、私の目論見は外れる事になる

乳幼児を殺人未遂したS県K市からは早々に引っ越してしまった

保険金殺人は一県につき1回なら成功するという算段だろうか?

私の家庭が異常に引越しが多い理由はとても簡単だ

二匹目のドジョウが欲しいのだ!

テーマ:自作小説(ファンタジー) - ジャンル:小説・文学

鬼神誕生 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

保険金殺人…おそろしや…

もし言葉をまったく覚えなかったら
何も考えられないのか
それとも独自の思考方法が生まれるのか
はたまたオリジナルの言語を生み出すのか
ちょっと気になります
2012-05-19 Sat 19:54 | URL | ダメ子 [ 編集]
ヘレンケラーがダメ子さんの質問に対するヒントになると思います

見えない・聞こえない・声が出せない

五感のうち2つが無く言葉が容易に扱えない

動物も動物言語を持っている事を考えれば
オリジナルの言語を生み出していると考えるのが妥当です

ヘレンの思考もオリジナルだったと思います

私は可愛らしさの【演出】として変わった言葉の使い方をしていました(天然ではなく作為的!)

こねこねこさん こいぬいぬさん 物体にも電柱さん

どうながちっちゃいぬさん(胴長短足:ダックスフンド)

見た目を形容しつつ最後に【さん】をつけます

お婆ちゃんさん といった言い方もしました

自分から見て親しみのある物には【さん】をつけていたようです

可愛らしさの演出とは【多少頭が悪そうに見える】事だと思っていたようです

     _ -― ´ ̄二M二_ ̄ ̄ヽ、
     〉   /  ̄  /    ̄ヽ、 ヽ
     '- /            ヽ_/
    //       /⌒ヽ、 ヽ ヽヽ、
   //    , , / / i i ヽヽ ヽ |.ミ| iヽ
   | | / , /// i  ll l l | |ヾ || | |ミ| | |
   V{ i | |||┼i士wVWv士┼||| |ミ| |_」
     || | || |〒_.T    T_.〒||| |ミ|_|
     iヽ!ヽゝ ̄  '    ゚̄ | |.| |/
      | || ト    ^^   , | || |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      | || |:` _┬ ┬_ :´::| | | |   < が、がお
      | | | |::_| ,ヘ,ヘ |_: ::| | | |    \_____
    / | | | ヽ L_l .† L_l  ̄| | | |7ヽ
   /   ヽヽヽ| |   |   | | ||   \
  〈     | | || | し |  | | | |     〉

かなり腹黒い 生きるための処世術です がぉ 
カラスさんも黒猫さんも好きです 黒い私は黒が似合います
2012-05-19 Sat 21:52 | URL | 斑のゆーか [ 編集]

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