ゆーかのらくがき日記

徒然なるままに、人類には速すぎるブログを書きたいと思います。

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鬼神誕生 【時間旅行】 杞憂

生存報告代わりに短いお話でも書いてみようと思います

古代、中国で空が落ちてくるのでは?と心配した人が居たそうです

皆さんは空が落ちてくるという妄想 発想が出来ますか?

私には出来ない 『杞憂という故事の知識が無い限り』 出来ないと考えました

それでは天が落ちる事を、本気で心配した杞の国の人に何が在ったのでしょう?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
杞憂(きゆう)

杞国に天が崩れてきたら、逃げるところもないではないかと、心を痛め
心配のあまり、食事ものどを通らないし、ゆっくりと眠ることもできなくなった人がいた。
やつれきった様子に、友だちが心配して、諭しにやって来た。

「天は大気の集まりで、そこいらじゅう大気だ。私らが体を動かしたり、息吸ったりするのなんかも
一日中天の中にいてやっていることだ。天が落ちてくるかもしれんなんて、心配することはない」

すると、

「天は大丈夫だとしても、日や月や星は落ちてきたりしないか」

と言う。

「日や月や星も大気の中で光っとるだけだから、落ちやしない。落ちてきても怪我することはないんだ」

「それじゃあ、大地が壊れたらどうする」

と、またその人が心配して言った。

「大地は土の塊だ、大地は四方の果てまで土でいっぱいで、ないところはない。
私たちが地に足をつけ歩くのも、一日中大地の上でやっていることだ。だから壊れることはないから
心配はいらん」

 それを聞いて、その人はようやくほっとして、喜んだ。諭した者もまた、大いに喜んだ。


余程、大騒ぎしなきゃ記録として残らないんじゃない? 

本気で天が落ちる世界が終わると思った筈だね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は杞憂という言葉を知ってから、何故かこの話しに不可解な点があるように思えていました

まず、彗星やオーロラが出たのであれば他の人間も目撃しています

この話にあるように、友人が何を刺して言っているのか判らないという事にはならない

そして戦争のよくある国家において何故、戦争ではなく

世界その物が滅ぶのでは?という心配をしたのかも不自然でした


地震や洪水の心配なら解ります

そのような現象を見た 体験した 語り継がれたからに他なりません

方丈記の中にも地震や火災、天災の恐ろしさ 

その被害によって全ての生活基盤を失い 何度町、家屋を作りなおそうと無駄なのでは?といった事が

筆者、鴨長明によって綴られています

しかし、存在しない災い・・・


いいえ 想像できない災いの心配をしているわけではありません


私は【杞憂】とは何かの錯覚、現象を見た人物の話ではないか?

そのように考えたのですが、その答えが出る事はありませんでした


私の知識の中に天が落ちて見えるような現象が無かったのです


ですが、高校生の時 《風のない生暖かい夜に》 私は見ました


天が落ちてくる現象 【杞憂】を!!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その日も私は夜、家の外で運動をしていました

風の全くない日というのは珍しくも無いと思うかもしれませんが・・・


本当に無風と感じるほど そして外で薄着で寝ても風邪など引かないのでは?

と思えるほど生暖かい気温でした

運動をひと通り終えて公園のベンチに座り 星空でも見ようと天を見上げたその時


星が・・・ 全ての星が流れている!?


『空の星、全て』が北西から南東にむけて流れているように見えたのです


まるで全ての星々が流星になったかの如くの高速で!


私は・・・ これは【錯視】だと考えましたが、考えても錯覚は戻りません

いつまでも星が同一方向に流れているように見えるのです


↑雲間から見えた星の動き

動いていない地面、地上の公園の景色も視界の隅には入っている

その内、私は自分の平衡感覚まで狂いだし 

大地?自身が揺れている??と感じる状態になりました


私がパニックなどにならなかったのは 落ちる星々がとても美しく

また、この現象が【運動錯視の一種】では?

そういった思いが在ったため、この落ちてくる星々【杞憂】を眺め続けていたのです


そして私は考え始めます 今、見えている美しい幻想が

思考する事によって消えてしまうのでは?と憂いながら

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
星が・・・ 星が動いているはずはありません

その時、空に見えていたものは等間隔で並ぶ雲

空の50%程は雲に覆われていました



私の主観には星が動いて見えましたが

実際に動いているものは雲しかあり得ません


雲が動いて見えないのは・・・


1 風によって形が変形していかない事

2 台風の日でも見たことが無いほど高速で動いている事

 (主観的は動いているのは星だが伸ばした手の先を秒速1m程で動かしたぐらいの速さ)

3 1,2により 空を見上げた時、私の脳は高速で雲が流れたならば

  風も強く雲の形は定まることなく変形するはず

=雲は動いていない

4 深夜で月明かりも無く 雲には明暗による影が無く地上との高度差が判別出来ない状態

5 地上が無風であった事も体感に関係していると思われる
(乗り物が動いた時、体感する加速度が無ければ、どちらが動いたか判らないように)


この事から私は 何を見たのかその場で理解しました

空を等間隔で区切る雲が空を切り取るフレームになっている

二台の並行する電車が動き出した時

どちらが動いたのか、中の人には判らなくなるような物に近い


私は温暖前線の真下に居て

低高度で発生する雲を見ていたのだ!



B★RS A002

深夜 月のない暗い夜 雲はシルエットのみで濃淡は無く濃い

雲と地上との距離感が皆無で人間の【常識として】

雲は空の高い位置にあるはずという思い込み

しかし、この夜 私は 

地表付近で雲が発生する地点の真下に偶然居合わせたのです

温暖前線
↑温暖前線 

雲は次々と発生するが 切れ間があり、空の全てを覆ってはいない

雲の発生
この図の雲の発生点付近に居た 雲は出来立てで雨は降っていない


前線は同質の大気 気温・湿度・風向きの空気の塊

したがって雲はベルトコンベアーに乗っているように移動し

強風に煽られて移動してるわけでは無い 大気が膨張している過程なの


強風に煽られては雲は変形するという思い込み

日常では見かけない程 早い雲の動き

月の無い夜で雲に明暗の影が無く

地上と雲の距離感が掴めない事が最大のキーポイント



昼間であればこの現象は見れなかった

距離感が掴めない事によって雲がありえないほど高速で動いて見えた

(脳内で変換され、星の方が高速で動いて見えた)


その星々の流れる様子を眺め続けた私は平衡感覚を失い

自身が真っ直ぐ立っている事も出来ない程になったんだ



彼は流れる星々を見続けて平衡感覚を一時的に失い

地面が揺れたように感じたのでしょう

人は真の恐怖からは目を逸らす事が出来ない

もしも一晩中、夜空を見上げ続け 平衡感覚が夜明けまで戻らなければ
(立っていられないので、必然的に地面に倒れた状態で天を見続ける事になる)

それは説明の出来ない恐怖の一夜だっただろう


これが天が落ちてくる現象 【杞の国の憂い人】の正体

天は落ち、大地は裂けた(揺れた)出来事のあらまし

記録に残る最古の錯視の一例かもしれない


杞憂/光の雨が降る夜に空が落ちて来た物語 Fin



誰も見たこともない物を見た

カメラ(記録)にも残せない一時の真実(幻想)

光の雨が降る夜

歴史(時間)に壁なんか感じない

思い(言葉)が届けば全て解けるよ

伝わらなかったココロよ届け

テーマ:自作小説(ファンタジー) - ジャンル:小説・文学

【時間旅行】 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

確かに何もないのに天が落ちてくるなんて
想像できなさそうですね
隕石だったらみんな心配しそうだし
私も見てみたいなあ
2013-02-16 Sat 17:40 | URL | ダメ子 [ 編集]
雨や雲は珍しくもありませんが、雲の発生現場にちょうど居合わせるのは運の要素が大きいですね

山に住んでいた時、雲は山頂でどんどん出来る物でしたが、平地で見たのは初めてでした

この現象を見てから同じような運動錯視が発見されていないか

気になって調べていましたが、今日までついに見つける事はできませんでした

この錯視に私は勝手に【杞憂】と名付けておきました 
2013-02-16 Sat 18:45 | URL | 斑のゆーか [ 編集]

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