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ゆーかのらくがき日記

徒然なるままに、人類には速すぎるブログを書きたいと思います。

影の城 五   無色透明   

うひ~ 都会の独り暮らしは 金銭的にきびちぃ~~ 今月もギリギリいっぱいです。
でも、食料は一定量以上ケチる事が出来ないので お買い物に行きます。
スーパーに行って お料理に必要な物だけ買おうと 野菜を見て回っていたら・・・

銀杏売ってる!! 

どっかの女学院の白バラ様には 及ばないけど銀杏は好物なんです。
350円・・・ 買った! さっそく茹でて食べよ~~っと!


                         ☆

楽しい登下校。 学校に行く道すがら 何か特別な事があるわけじゃない。 
お姉ちゃんはとても静かな人だもん。 でも親からの愛情薄い私は 自ら盾となって歩く
その行為だけで 心が蕩けてしまっています。

誰かに愛されている。 それが嬉しくて、嬉しくて、仕方ない。 愛してくれているのは
世界で1番 綺麗な人。
受けた愛情を私も愛情で返したいけど、小さな1年生に出来る事と云えば心配を掛けないようにする事ぐらい。

具体的には 列の先頭を歩くだけです。 他の子達が信号を無視して 道路に飛び出さない
様に私も体で盾になる。 でも初め、それは上手く行かなかった。
 
何故かって? 
普通、登校と下校時で 道順は変わりませんよね? 
行きと帰りで違う道を通るせいで 私だけ列から離れてしまう時が最初あったのです。
変わると云っても、行きの道順、帰りの道順は 固定なのですぐ覚えましたけどね。

これは白線歩きの様な子供特有の遊び? 自分の命より他の小さな子達を優先する人が?
他の子達が列を乱さない様、先回りして列の前後を 頻繁に移動するお姉ちゃん。

『すごい! 子供達がいつ、どんな物に興味を持って 動き出すか先に予測してなきゃ
出来ない!』

サトリ――
人の心を読む賢者。 お姉ちゃんは、無口ではあっても けっしてコミュニケーションを
苦手としている訳じゃないみたい。 むしろ僅かな仕草だけで小学生7人をコントロールする
その能力 美貌・・・。 もしかして 喋れば人の心なんか 幾らでも操れるんじゃないの?

                         ☆

熱くて眠れない! 特に両手が熱いのだけれど、全身も相当な温度になっている。
脱水症状を起さないように 飲み物を枕元に準備する。 脳へのダメージを考え頭だけは
冷やしておかないとヤバイ。 体力が回復したら 凍り枕と調理がいらない食料を買ってこよう。

布団の中で転げまわる。 両手で氷の入ったビニール袋を掴む。 キッチン用のジッパーの
付いた厚手のビニールなので簡単には破けない。 掴んだまま両手を頭に乗せる。
枕に敷いたそれと合わせて3ヶ所で頭部を冷やします。

「うぅ~~~~」

思わず意味の無い唸り声を出しちゃう。 病院に行くまでと 帰って来るまではこんな熱は
出ていなかった。 この感じ・・・ 酸素開放【リミットブレイク】した時と一緒?

酷い火傷をした場合 皮膚移植が必要になってくる。 私のこの火傷の面積は赤ん坊なら
ショック死もありえるレベル。 

私の身体は 再生させる心算なんだ―― 失われた両手の皮膚を!

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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